国営みちのく杜の湖畔公園 時の広場 / Times Square

  • 国営みちのく杜の湖畔公園 時の広場
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所在地宮城県 柴田郡
期 間1979~1982
面 積321.9ha
発注者建設省
業務領域基本計画、基本設計、実施設計
現場監理

縄文の記憶がよみがえる



地域のシンボル、歴史と文化の表現


本公園は東北地方を代表する国営公園として全体のマスタープランづくりから関与して来た。第1期 開園区のオープンにあたり、地域の歴史と文化を表現するシンボルとなる広場のデザインが要求されそ れに応えたものである。

象徴主義、ブナ帯文化論、輪廻、循環


日本には縄文の文化と,その後の繁栄した弥生の文化がある。常緑広葉樹の照葉樹林が分布する西日 本は弥生文化の地であり、落葉広葉樹が分布する東日本は縄文の文化圏である。本公園の位置する東北 はまさしくこの落葉樹林帯の中心にあり、そこで育まれた縄文文化とブナに代表される落葉樹林が育んだ自然観、世界観をテーマとした。 落葉樹林は、命の輪廻が繰り返される環境で、これは日本人の自然観や、世界観に大きな影響を及ぼしている。本公園にたてられた東西南北の巨 石は太陽の動き、北極星等と呼応し時の流れを映し出し、また地の魂が天に昇り天の恵みが地に降りて くる媒介としてたてられている。
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